転職を考えていて自分の年齢は平均と比べてどれくらいずれているのか見る女性

転職希望者の中で不安を感じる最も多い項目が年齢です。労働基準法により募集項目に年齢制限ができくなってはおりますが、企業の採用基準には少なからず年齢と経験は見られてしまいます。当サイトでは転職成功者の年齢調査をまとめております。

転職成功者の平均年齢ってどのくらい?

転職における成功とは、一概に言えないと思いますが、転職した当事者の主観的な回答で良いと思われます。
例えばそれは、職を替えて年収が上がった、やりたかった仕事の出来る会社に入れた、福利厚生が良くなった、労働時間が少なくなったなど、前職での不満の内容との兼ね合いが様々な為、どうしても、単純に1点を比較する事は出来ません。
したがって、転職した人の主観的な回答を、成功、不成功で分けるなら、日本の大手人材広告企業であるマイナビによって、2016年度上半期の転職成功のニュースが発表されています。
それによると、転職成功者の年齢層別で言えば次のような順位になっています。
1位「25~29歳」37.2%
2位「30~34歳」(25.7%)
3位「40歳以上」(15.1%)
4位「35~39歳」(14.6%)
5位「24歳以下」(7.5%)
これを見る限り、1位、2位は妥当な結果と思えますし、最下位が24歳以下と言うのは、未経験でも応募出来る求人案件は多い中、意外に思えます。
更に意外なのは、再就職においては、中高年に分類されるような40歳以上のくくりが、35歳~39歳と言う年齢層より、上位の3位と言うのは、その理由を知りたい所です。
この結果から、中高年においても転職は決して悲観する事は無いように思えますが、決して高い数値とは言えません。残りの85%の中高年は、自身の転職は失敗したと感じている為、40歳以上の分類を細分化するなら、どうしても高齢になって行く程、成功と答える回答者は段階的に少なくなって行く事も予想出来ます。
このマイナビの統計を見ると、上位の1位、2位においてさえ、成功率は極端に高いものでは無く、こうした結果が、更なる転職を重ね行く足掛かりになってしまっているのではと、危惧してしまいます。

転職に年齢は関係あるの?

転職を決意した際には、実際に自身が転職出来るのか不安に感じる事があるかもしれません。特にご自身の年齢等を考えると、そもそも募集している求人に当てはまるのか不安に感じる事もあるでしょう。そういった場合は、求人情報からどの程度の年齢層が求められているのか探ってみましょう。まずは、募集されている求人情報の中で、職種のタイトルに注目してみましょう。タイトルでそのポジションのある程度のレベル感をつかむ事が出来ます。
例えば、タイトルや役職にマネージャーという言葉が入っていれば、ある程度シニアのポジションである事が分かります。逆に、アシスタントや補佐という言葉を見つけた場合は、ジュニアのポジションである事が分かります。そして求人情報の中には、過去の経験年数等も記載されている事が多く、同業経験3年程度等であれば、あまり多くの経験がなくても挑戦が可能でしょう。
しかし、マネジメント経験を問われる場合は、過去に部下を持っていた経験や、管理の経験をもつ必要がありますので、よく求人情報を読み込む必要があります。そもそも求人とマッチしていないのに応募をすると、書類選考でお見送りとなるケースも少なくありませんので、まずは求人からよりご自身のレベルに合った職種を探してみましょう。
過去の経験や募集しているタイトルから、どの程度の年齢層を募集しているかを掴む事も出来るでしょう。もし転職の際に転職エージェントを活用するのであれば、事前にどの程度の年齢を募集しているかを聞いておくと良いでしょう。直接企業へ問い合わせても、なかなか年齢の幅まで知る事は難しいため、出来る限りの情報を集めるためにも転職エージェントの活用は非常にお勧めです。

転職で不安を感じる年齢層について

転職では、年齢が高くなるほど不安を感じるようになるようです。20代の後半くらいになると、不安を感じ始めるという人もいます。しかし、転職ではっきりと不利になってきたと感じるようになるのは、30代になってからだと思われます。
20代の若い人は、まだ学歴や資格を評価してもらえる年齢です。大学を卒業した後、フリーターをやっていたとしても、大卒という部分を評価してもらえることもあります。高卒であっても、まだ若いなら育てて将来役に立つ人材になってもらおうと企業が考えることもあります。
しかし、30代になってくると、話は違ってきます。まず、面接官が20代という企業も、中小企業では珍しくありません。自分より年上の人を低い給料で雇うというのは、面接官もためらわれることが多いです。高い給料を出すなら、それに見合った能力を持っていなければなりません。年齢に応じたスキルを持っている人ならば転職では困らないかもしれませんが、年齢に応じたスキルを持っていない人は、だんだんと仕事が選べなくなっていきます。
しかし、30代ならまだ体が健康で元気に働ける年齢です。仕事を選ばなければ、いくらでも働き口はあるでしょう。やる気と熱意をアピールすることが重要になります。
40代を過ぎて、健康状態にも不安を感じ始めると、転職でも不安を感じるようになります。いくらやる気があっても、体がついてこないということも増えていきます。また、肉体労働などは、40代を過ぎると選べなくなっていくので、それまで肉体労働をメインでやってきたという人は、それまではできていた仕事ができなくなるということが起こるかもしれません。肉体的な衰えを感じ始める40代を過ぎる頃が、最も転職で不安を感じる年齢層ではないでしょうか。なるべく早い段階で正社員になって、1つの会社で腰を落ち着けるようにしておきたいものです。